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2015年10月 6日 (火)

関山 中尊寺 岩手県平泉町

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中尊寺は嘉祥3年(850)慈覚大師円仁を開創とする天台宗の古刹です。
昭和33年別格大寺に昇格、天台宗東北大本山の称号が許されています。

奥州三十三観音巡りの特別霊場(番外札所)でもあります。

その後、12世紀のはいめに奥州藤原氏初代清衡によって大規模な堂塔の造営が行われました。
藤原氏滅亡後、度重なる火災によって、多くの堂塔が焼失したなか金色堂だけが当初のまま残り、その堂内には奥州藤原氏のご遺体が納置されています。

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金色堂 ↑

月見坂を上り本坊前を通りさらに進めば金色堂があります。

金色堂を保護する目的で建てられた覆堂は昭和43年完成の二代目。
初代は旧覆堂として金色堂の近くに移設されました。

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旧覆堂 ↑


清衡の中尊寺建立の趣旨は、11世紀後半に東北地方で続いた戦乱(前九年・後三年合戦)で亡くなった霊を敵味方の別なく慰め、「みちのく」といわれた東北地方に仏国土を建設するというものでした。

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本堂 山門 ↑
清衡は長治二年(1105)より中尊寺の造立に着手します。
まず東北地方の中心にあたる関山に一基の塔を建て、境内の中央に釈迦・多宝如来の並坐する「多宝寺」を建立し、続いて百余体を安置した釈迦堂を建立します。

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中尊寺 本堂 ↑

清衡は釈迦如来により説かれた法華経に深く帰依しました。
法華経の教えに浄土教や密教を加え大成された天台宗の教えに基づき伽藍が建ち並び、吾妻鏡によると、寺塔が40、禅坊が300におよんだといいます。

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本尊 釈迦如来 ↑





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白山神社 拝殿 ↑

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白山神社 本殿 ↑

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白山神社 能楽堂 ↑

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釈迦堂 ↑
   

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芭蕉像 ↑

「五月雨の隆のこしてや光堂」

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月見坂 ↑   

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