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2015年5月 1日 (金)

新山観音堂  一関市花泉町金沢

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新山観音堂の標識 ↑


この標識のとおり登っていくことも可能ですが、その手前の熊井さん宅前通路を行ったほうが分かり易いかと思います。

奥州三十三観音第19番札所 新山観音堂は一関市花泉町金沢にある、寺名のない在家別当の観音堂です。






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熊谷さん宅の前の道路 ↑

別当の熊谷さん宅の前を通って、山道を登ると観音堂が見えてきます。

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熊谷さん宅の前の道路を進むと、この標識があります。↑

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新山観音堂 ↑

文政年間(1818~1829)熊谷家2代目が建立。
御堂は一間半(2.7m)四面に、三尺(90cm)の濡れ縁がめぐらされています。

昭和63年に萱葺き屋根をトタン葺きに改造したそうです。

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観音堂内部 ↑

御本尊十一面観世音菩薩は像高21cm、総高36cmの一木作りの立像だそうですが、普段は別の場所の保管されているのか、確認できませんでした。

藩政時代は羽黒派修験法印によって祭祀が行われていました。

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境内に一関市教育委員会で立てた、奥州三十三観音霊場札所納札についての案内板が設置されています。

それによりますと、この観音堂には、宝暦11年(1761)に現行の札所を定める際に納めた巡礼札が存在し、一関市の指定文化材になっています。




別当の熊谷さんは、現在仙台にお住まいになっています。

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境内の石碑 ↑ ↓





石碑に宝暦の年号が彫られています。

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境内にある祠 ↑

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県道48号線(花泉町から薄衣方向に)にある案内柱を右折して新山観音堂に向かう ↑

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観音堂のある丘陵からの風景 ↑


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奥州三十三観音の旅」カテゴリの記事

コメント

こちらの巡礼情報参考にしてます

こちらの19番新山観音堂の御朱印は何処に置いてあるのでしょうか?
詳しく教えてください

私も後10ヶ所で満願できます

宜しくお願いします

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