金剛寺(新宮寺) 観音堂 名取市高舘川上
奥州三十三観音 第3番札所 桑島山金剛寺(熊野山新宮寺) 観音堂は、別名川上観音堂と称し、増田川に架かる観音橋の袂にあります。
境内には地区の集会所「川上地区生活センター」があります。
御堂は2間(3.6m)四面の濡れ縁がめぐらされ、四隅の丸柱が太く安定感があります。
御本尊十一面観音菩薩は2m余りの木造で、金箔仕上げ、慈覚大師の作とつたわっています。
往時の別当寺は金剛寺で、観音堂から南西500m先にあるが、無住で文献も少なく由緒不明である。伝承によると、用明天皇時代(585~587)の創建。
宝暦10年に奉納された梵鐘 ↑
新宮寺は安永2年(1773)の古文書によれば、天台宗から真言宗智山派に改宗、大聖不道明王を本尊とし、山城国醍醐山報恩寺の末寺となり、保安年間(1120~1124)に創立したとあります。
新宮寺 地蔵堂 ↑
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