第15番 金剛山 最勝院 弘前市
第15番 金剛山 最勝院は弘前市にある真言宗智山派のお寺です。
弘前ねぷたまつりで知られる弘前市の中心部、弘前城の南方の禅林街および新寺町と呼ばれる地区には46の寺院が立ち並ぶが、その中で長勝寺と並ぶ代表的寺院であり、市民からは「五重塔の寺」として親しまれている。
江戸時代初期に弘前藩2代藩主津軽信枚が弘前城を築城したことに伴い、慶長16年(1611)城の鬼門、田町に寺院を移し、弘前八幡宮の別当寺とされた。
12か寺の塔頭を従え藩の永世祈願寺となった。
本堂 ↑
明治時代の神仏分離令によって最勝院以外の11か寺は廃寺となり、最勝院は廃寺となった寺院の檀家衆を引き受けて現在地(旧大圓寺跡)に寺籍を移転した。
明治時代の神仏分離令によって最勝院以外の11か寺は廃寺となり、最勝院は廃寺となった寺院の檀家衆を引き受けて現在地(旧大圓寺跡)に寺籍を移転した。
なお、大圓寺は弘前市に隣接する大鰐町に移転している。大圓寺は東北36不動尊第14番ン札所です。
「猫突不動明王」と通称する不動明王などが祀られています。
五重塔 ↑
寛文7年(1667)完成した旧大圓寺の塔です。高さ31.2m。
新仁王門 ↑
仁王像 ↑↓
最勝寺の鐘 平和の鐘です ↑
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