ホヤ養殖作業 まずは牡蠣殻を確保することから始まります。
荻浜共同かき加工場 ↑
石巻前網生産組合では、現在、荻浜牡蠣共同加工場の協力を得て、ホヤ養殖に必要な牡蠣殻の確保作業を行っています。
牡蠣を剥いた殻の中から養殖に適する殻を選別する作業で、ホヤ養殖の第一段階の作業です。
石巻地方は2月9日、81年ぶりといわれる大雪が降りましたが、大雪や寒さのなかでの作業です。
選別した牡蠣殻 ↓
牡蠣殻を毎年12月冬至のころ、海中に吊るすことで、それにホヤの幼生が付着します。
牡蠣殻に付着したホヤの幼生 ↑
荻浜港 ↑
「世界の牡蠣王」と呼ばれた沖縄出身の「宮城新昌」という人がいます。
宮城さんは荻浜湾や万石湾が牡蠣種苗・養殖の最適地として研究・開発に取り組んだ地であり、この地で行った養殖研究は今や世界の食用牡蠣の80%が石巻にルーツを持つといわれています。
牡蠣養殖は石巻市荻浜から全国に広まったのです。
荻浜の牡蠣殻が前網漁業生産組合のホヤ養殖に使われます。
「宮城新昌」をたたえる顕彰碑が荻浜に建っています。↓
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