石巻市前網漁業生産組合定置網 初水揚げから1年
石巻前網生産組合定置網は、昨年10月27日初水揚げを行うことが出来ましたが、スタートから満1年をむかえました。
支援していただいた皆様には感謝申し上げます。
10月2日 第一オリエント丸に乗船し、定置網漁を見学させていただきました。
朝3時50分には漁師の皆さん前網港に集合です。
今日は三日月の夜、まだまだ、暗い漁港でした。
2か統の定置網漁を行っていますが、最初の定置網の網おこしは、暗闇の中で照明しての作業でした。
写真撮影は、むずかしい状況です。
2か統目の網おこしの頃、やっと明るくなってきました。
次の動画は、定置網網おこしの模様です。↓
現在の水揚げの主力は鮭です。
鮭は9月末から網にはいるようになり、11月いっぱい大漁が期待できます。
鮭のほか、ヒラメ、イナダ、アジ、カマス、ワカサなども網に入っていました。
マンボウも一匹網に入っていました。↓
魚は女川漁港に水揚げされました。(動画) ↓
最近、毎日の漁獲高は1.3tから1.5t だそうです。
女川漁港岸壁に接岸の第一オリエント丸。 魚の水揚げ作業を行っています。↑
女川港の水揚げ岸壁はサンマ船でいっぱいです。↓
魚市場ではサンマのセリが行われていました。
前網漁業生産組合では定置網漁と並行して、ホヤ養殖作業を行っています。
現在は浜から近い養殖場から沖の養殖場へ大きくなってきたホヤを移す作業を行っています。
来年6月頃、震災後初めての水揚げを行う予定です。
震災年の冬至の頃に養殖スタートしましたが、その時ホヤ筏に吊るした牡蠣殻に付着した幼生が育ったホヤです。
数量的には少ないようですが、復興に向けて、また前進します。
前網漁港では、まもなく復旧工事が始まりそうです。
やっとです。
工事船が漁港湾内に係留されていました。
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