前網漁民センター解体作業
[解体作業進む前網漁民センター]
2月18日久しぶりに石巻市前網港を訪問しました。
前網港にある前網漁民センターの解体作業が進んでいました。
この建物には震災前、漁協前網支所や消防車の車庫、前網浜のコミュニテーセンターの役割の施設がありました。
鉄筋2階建の建物でしたが、今回の津波はこの建物の屋上の上を超えていきました。
結果大きな被害をうけました。
震災後、ボランティア団体キャンナスの支援があり、1階部分の窓やドアのサッシのリホームをして頂きました。
また、ストーブなども設置して頂き、漁民の皆さんの休憩や各種打ち合わせ等に使っておりました。
今回の解体作業は石巻市の震災復興事業の一環です。
行政は機械的にこのような作業をするのでなく、新しい施設の建設を待って、行う方法もあるのではないか。
解体してかさ上げ工事を予定しているのかな?
前網港の前に、ボランティア団体による集会所兼倉庫(仮称)の建設が進んでいます。
2月24日には完成の予定です。
建設するのは前網ベニアハウスプロジェクトの皆さんです。
プロジェクトの構成は
・資金協力 Architecture for Humanity
・協力 慶應義塾大学
・設計 施工管理 小林博人 KMDW 慶應義塾大学
・施工 前網浜漁業協同組合有志
特に藤尾孝悦さんには大変頑張っていただいています。
約120日間も作業に携わって頂いております。
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