手と手を携え 新な一歩 被災者 この一年を思う。 河北新報記事
12月31日河北新報朝刊 記事を紹介します。
大震災の被災地で、希望と不安が交錯した2012年が暮れる。
加速が望まれた復興の足取りは重く、生活や地域の再生は途上だ。
それでも被災者たちは、新たな一歩を踏み出したり、人との絆を強めたりして懸命に生きてきた。
この1年を6人に振り返ってもらい、新しい年への思いを聞いた。
鈴木喜彦さん 54歳 石巻市前網
漁港の早期復旧願う
被災した地元の漁業者8人でつくった前網漁業生産組合で定置網漁に取り組んでいます。
10月末に初水揚げにこぎ着けた時は、本当にうれしかった。
長崎県の漁網会社が網を無償提供してくれるなど、たくさんの人の支援のおかげです。
被災地の復興が進んでいると言われていますが、うちの漁港は地盤沈下したままで復旧していない。
来年はせめて、仮設の荷揚げ場を造ってもらいたい。
30~70才代の組合員が、けをいしないよう、仲よく漁をやっていきたいとと思います。
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