ホヤ幼生(種苗)の準備
前網浜では定置網の準備と並行してホヤ養殖の準備も行っています。
2月20日からホヤ幼生の準備にむけ牡蠣殻の選別作業が始まりました。
ホヤの幼生(種苗)には、牡蠣殻を欠くことは出来ません。
牡蠣殻にホヤの幼生(種苗)が付着します。
震災により石巻地方の牡蠣たなは、ほぼ全滅した中、石巻市万石浦の牡蠣だなは全滅を免れ、現在牡蠣ムキ作業が行われています。
この牡蠣をむいた殻を水産会社の好意により、牡蠣殻を確保できることになりました。
今回作業により確保した牡蠣殻は、今年の12月の幼生付着作業を実施する際使用ます。ホヤが収獲が出来るのは、それから3年後となります。
前網浜の漁師の皆さん、車で45分ほどの位置にある万石浦の水産会社での作業でした。
(石巻市万石浦 比較的被害の少なかった入り江でしたが、地盤沈下により海面が周辺居住地域よりかなり高くなっていました)
どうぞ、前網浜生産組合の皆さんにご支援お願いします
振込先は下記のとおりです。
前網定置網部
○ゆうちょ銀行
・振替口座 記号番号
02220-6-118643
○宮城県漁業協同組合 コード 9453
・支店コード (本所) 001
・口座番号 (普通) 0839448
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コメント
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牡蠣殻通し…
お父さんとおじいさんが、電気ドリルで、殻の中央に穴を開けます。
それを、お母さん、おばあさん、私たち兄弟3人が自分の背丈よりちょっと長いロープに通していく。
(長女の私は、半ば強制的に…弟と妹は“かわいそうだから”と免除されてた記憶があるんです(笑))
秋口のお手伝いの定番でした。
牡蠣殻の独特の匂い…
作業場で食べる10時と3時のおやつ。
当時の私には、嫌々だった時もあったけど
大切な想い出のひとつで、
その作業が進んでることが
震災前の当たり前だった日々への復港(復興)!!
『復興!』
『がんばっぺ!』
口で言うより、実際は何十倍も厳しい現実。
前網のみなさんには、
時には休んで、
“しんどい”って愚痴って
疲れないようにして欲しい
…そう願っています
投稿: エイド☆ | 2012年2月25日 (土) 18時08分